HSPの本読んでみた〜箭内宏紀著:繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本〜

読書録
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この記事は

・自分はHSP(繊細な人)なのではないかと思っている。

・生きづらさを解消したい。

・繊細だけれども、自分の強みを活かしたい。

そんな方に向けて書いています。

こんにちは。元管理職、現人事労務担当者のでぃがーです。

今回は、箭内宏紀著 繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本 を読んだ感想を書いていきます。

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繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本 はこんな本です

この本の著者の箭内宏紀さん大学で心理学を学んだ後、

不登校支援カウンセラーとして就職し、全国各地にある支部の中でトップの業績を収められました。

その後、「心理学でより良い暮らしを提案する」という理念を掲げ、2015年より独立起業

累計で1,000人以上のカウンセラーを養成したり、大学教授と共同で講座を担当されています。

この本のコンセプトは「繊細さんを、天才さんに変える」ことだそうです。

箭内宏紀さんはHSPの根本的な問題

「4つの天才的な資質」の適切な使い方を知らないことであると言っています。

HSPの「4つの天才的な資質」を適切に使うための実践的な心理学の知識のエッセンスと、

その場ですぐに取り組めるワークが徹底的にに書かれています。

なぜこの本を読んだのか

この本では、HSPを4つのタイプに分けて、その特徴について記載してあります。

HSPにもさまざまなタイプ分けが存在しているように思いますが、

この本ではどのようなタイプ分けになっているのか興味を持ちました。

この本に記載されている内容で、今まで自分が気づいていなかった才能に気づいて、

仕事や家庭生活をよりラクに過ごすことができるかもしれないと思い、読んでみることにしました。

繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本 のポイント

繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本を読んで感じたポイントは

  • HSPの生きづらさの正体
  • HSPの「4つの天才的な資質」
  • 自分の診断結果と特徴と課題

の3点です。

HSPの生きづらさの正体

この本で著者の箭内宏紀さんは、

HSPの「生きづらさ」の正体は「プロセスエラー」であると言っています。

出来事に対する「受け取り方」を「思考のプロセス」といい、

自分の受け取り方によって苦しんでいる状態を「プロセスエラー」といいます。

なぜこのような「プロセスエラー」が起こるかというと、正体は「アンカーリング」です。

「アンカーリング」とは条件付けのことであり、 ある刺激に対して、ある反応が「自動的に」起きてしまうことをいいます。

HSPの本読んでみた〜武田友紀著:「繊細さん」の本〜
この記事は ・自分はHSP(繊細さん)なのではないかと思っている。 ・気がつきすぎて疲れる自分をどうにかしたい ・HSPに関する本で「はじめの1冊」は何がいいか迷っている そんな方に向けて書いています。 こんにちは。元管理職、現人事労務担当...

武田友紀さんの「繊細さん」の本の中でも「繊細さん」はなぜいつも自分だけ忙しくなってしまうのか、原因の一つに色々な刺激に自動的に反応してしまうことが挙げられていました。

幼少期(0〜6歳)に受けた他者からの影響がその人の思考プロセスの原型(喜怒哀楽の反応パターン)を作っていると言われています。

出来事を自分らしく色々な出来ごとを受け止めるようになるためには、

「プロセス(アンカーリング)」を変えていくことが必須になります。

「繊細さん」とは過去に刷り込まれたアンカーリングでしかないのだそうです。

アンカーリングを変えていく際に大切なことは自分を責めないことだそうです。

どのアンカーリングも「その時の自分の最善の反応」だったと思っておくことが大切です。

HSPの「4つの天才的な資質」

HSPの「4つの天才的な資質」は

HSP分野の最先端研究で著名なコートニー・マルケサーニ氏の理論だそうです。

具体的には下記の4つが挙げられています。

  • エンパス性:カウンセラーやセラピストのような慈愛に満ちたコミュニケーション
  • インテュイティブ性:有能なビジネスマンのような、先読み段取りごとのうまさ、高い意思決定能力
  • ビジョナリー性:アスリートのようなタフさストレスへの強さ(圧倒的な回復力
  • エクスプレッシブ性:アーティストのような豊かな感情表現芸術的な感性

この4つを見ると、特にビジョナリー性については、HSPとは異なる性質のように感じます。

具体的な特徴については、ぜひこの本を読んでみていただきたいと思います。

この4つのタイプはどれか1つにあてはまるというものではなく、HSPは4つ全ての資質を持っており、それぞれ個々に強い要素が異なります。

HSPが才能を発揮して生きていくには、この4つの資質を知り、

ポジティブな反応ネガティブな反応自分で適切に選ぶことが大切です。

自分の診断結果 特徴と課題

自分がどの要素が強いかを診断することができます。

QRコードを読み込み、順番に質問に答えていくと5分程度で診断することができます。

僕のHSPタイプは「インテュイティブ」でした。

このタイプは、一言でいえば「1聞いて10分かってしまう天才」だそうです。

最大の武器は先読み

他人と会話していくうちに「ひらめき」が無限に溢れてくるタイプだそうです。

一方、最大の弱点は「勘違い」「早とちり」

ひとりで確認せずに物事を進めて細かいミスを連発する傾向があるそうです。図星です。

インテュイティブは、頭の回転が早すぎて、目の前の出来事に対して、「実際に起きた事実」「自分の想像」区別をつけられないことがあるそうです。

なので、課題は「事実と想像の区別をつけること」

先読みをして、アイディアインスピレーションが湧いたら、必ず丁寧に確認すること、

勘違い思い込みでないかを冷静に分析することが大切です。

インテュイティブは、独自の専門分野知識を持っていて、それを使って他人に貢献していく。アドバイスは非常に斬新で、有益な情報に満ちていると記載されていました。

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繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本 の感想

HSPの「4つの天才的な資質」についてQRコードを読み取って、

簡単にスマホで診断できるのがよかったです。

まず、根本的な生きづらさの解消方法として、自分の中のアンカーリングを変えていくこと。

半自動的に反応してしまう部分を、自分で選択していくことが重要だと感じました。

また、自分はインテュイティブタイプが強かったので、引き続き強みである先読みを大事にしながら

課題である「勘違い」「早とちり」を減らすように丁寧に冷静に物事を確認していこうと思いました。

まとめ

繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本は

・自分はHSP(繊細な人)なのではないかと思っている。

・生きづらさを解消したい。

・繊細だけれども、自分の強みを活かしたい。

と思っている方にピッタリの本です。

自分が「4つの天才的な資質」のどの要素が強いのか確認して、

資質を活かして生活していけるようになりましょう!

↓早速読んでみる

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おしまい

 

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