歯科衛生士 ジョブメドレーで転職ってどうなの?

転職
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この記事は

  • 転職したいと考えている。
  • ジョブメドレーを使ってみたい
  • ジョブメドレーで失敗しない方法を知りたい

そんな歯科衛生士さんに向けて書いています。

こんにちは。元管理職現人事労務担当のでぃがーです。

今回は医療介護求人サイト、ジョブメドレーについて書いてみたいと思います。

ジョブメドレー

僕は、介護施設の施設長として、歯科医療法人人事労務担当者としてこれまでに

ジョブメドレーを使って10名以上のスタッフを採用してきました。

そんな僕が考える、転職を考えている歯科衛生士さん向けジョブメドレーの活用方法について書いてみたいと思います。

ジョブメドレーの仕組み

ジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営する医療介護ヘルスケア分野の成果報酬型求人サイトです。

医療介護従事経験者が運営しており、掲載している求人は、すべて契約事業所から寄せられた正規の求人情報です。

現在会員登録している人が200万人おり、日本最大級の求職サイトと言えます。

基本的に求職者は無料で利用することができます。

また、ジョブメドレーを通して就職が決まり60日以上勤務するとジョブメドレーから勤続支援金を受け取ることができます。

ジョブメドレーの運用費用は基本的には登録している事業所がジョブメドレーを通して職員を採用した場合に、ジョブメドレーに支払う成功報酬で成り立っていると思われます。

(歯科衛生士の場合1人採用すると歯科医院側が200,000円ほど支払います)

無料で利用できると聞くと怪しいと思う方もいるかもしれませんが、

不当に利用料を請求されることはありませんので安心して利用できます。

運営会社の株式会社メドレーは電子カルテのシステムやWEB予約システムなども運営していて、とっても信頼できる会社です。僕の法人でもシステムを導入している医院がありますよ。

ジョブメドレーを利用する上で気になる疑問

ジョブメドレーを利用する上でよく話題になる疑問点について回答してみたいと思います。

今回は歯科衛生士さんに絞って話をしていきたいと思いますが、基本的には看護師さん介護職員さんも当てはまる内容だと思います。

よい職場を見分けるコツ

ジョブメドレーにずっと掲載されている歯科医院はブラックだという話を耳にすることがあります。

結論から言うと、必ずしもそうではないと思います。

ずっと求人を掲載している理由としては

  • 退職する人が多い
  • 入職する人がいない
  • 事業を拡大している

などの理由があるかと思います。

退職する人が多いからずっと求人掲載している歯科医院はブラックである可能性が非常に高いと思いますが、はっきり言って求人情報を見ただけでは退職する人が多いかなんて分かりません。

給与だけで就職先を決めるのも一つのやり方だと思いますが、

人間関係仕事の内容雇用条件などで嫌な思いをしたくない方は下記を参考に求人情報を見るとよいと思います。

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ジョブメドレー

労働時間と休日数

週の法定労働時間は40時間と定められています。

例えば1日の所定労働時間が8時間の場合だと週5日働くと週40時間となります。

一般的には上記のような職場が多いと思います。

最近は週休3日制の歯科医院も増えてきました。

週休3日制の歯科医院の場合は、1日の所定労働時間を10時間として週4日勤務し、週40時間としているところもあれば、1日の所定労働時間は8時間や9時間として、週32〜36時間勤務としている医院もあります。

医院としては週40時間まで働かせることができるので、週40時間の医院の方が給与水準は高くなりやすいですし、週40時間以下の医院では給与水準は低くなりやすいです。

従業員の数が10名以下の歯科医院では特例として週44時間まで働かせることができます。

例としては週4日9時間勤務、週1日を8時間勤務といった勤務体制です。

これは決してブラックではなく、法律で認められていることなので、小規模の歯科医院を検討しており、勤務時間が気になる場合には週の所定労働時間を必ずチェックしましょう。

(労働基準監督署への届出をしていない場合は違法になります)

逆に従業員が10名以上の大規模の歯科医院は週の労働時間は週40時間までとなっていますので、この点は安心です。ただし、忙しい歯科医院では当然残業として週40時間以上働かなければならないこともあります。平均残業時間もチェックしましょう。

残業が少ない歯科医院は必ず月の平均残業時間を記載しています。

月5時間以内だったら、1日15分くらいなので非常に優秀な医院だと思います。

給与に固定残業代が入っている場合は、長い時間働いて欲しいというメッセージと思ってよいと思います。たくさん働いてバリバリ稼ぎたい歯科衛生士さんにはオススメですが、勤務時間を短くしたい歯科衛生士さんは固定残業込みの医院は避けた方がよいと思います。

休日数は年間120日以上取ることができる歯科医院も多いです。

年間休日120日以上で、完全週休2日プラス祝日休みという形が多いです。

年間休日120日以下の歯科医院は週休2日以外の休みはほとんどないと思っていいです。

福利厚生

医院の設備や研修補助といった福利厚生を記載している医院は多いです。

通常、院長先生は経営人事労務について詳しいわけではなく、あくまで臨床家です。

なので、自分が働く立場だったらいいなと思うような医院の設備や研修補助などをアピールしている歯科医院が多いです。

実際には、働く側がしっかりと整備して欲しい社会保険のことだったり、就業規則の有無残業代の計算方法健康診断有給制度などについては無頓着な院長先生が多いです。

スタッフを社会保険に加入させると、協会けんぽの場合スタッフの人件費の約15%を保険料として歯科医院が負担しなければならないので、大変な負担になります。

だから、嫌がられる院長先生もいるのかもしれませんね。

逆に上記のような労働条件についてしっかりと記載している歯科医院は院長先生またはそれ以外に人事労務をしっかり管理している人がいると考えられます。

そういった歯科医院だと安心して働くことができるかと思います。

社会保険完備は当たり前です。

実際に先日採用した歯科衛生士さんは、本来社会保険に加入しなければならないものの、手続きがされていないようでした。

当たり前のことや当たり前にやっていて、採用にも力を入れている歯科医院は必ず求人情報に社会保険完備であること、健康保険の種類歯科医師国保または協会けんぽ)も記入しています。

残業代の計算も1分単位での支給が当たり前です。

年に1回の健康診断会社が負担して職員に受診させるのが義務です(内容によっては自己負担となる検査もあります)。

就業規則従業員が10人以上の医院に作成が義務付けられていて、労働基準監督署に届出が必要です。

10人以下の職場では作成義務はありませんが、就業規則がない歯科医院では、いろいろなことが院長先生のその時の思いつきで決まってしまうことが少なくありません。

また、就業規則を作ってから全く更新されていない歯科医院も多いと思います。

法律が変わることで対応しなければならないこともありますし、よりよい歯科医院を作っていこうと思うと、就業規則の定期的な見直しは必要不可欠です。

就業規則の有無どれくらいの頻度で更新しているかも確認できるとなおよいですね!

どんな写真を掲載しているか

どの医院もスタッフの集合写真や業務風景の写真を掲載しているかと思います。

パッとみただけでプロが撮った写真と分かるものや暗い写真、写真に文字などを入れて分かりやすくしている歯科医院などがあります。

プロが撮った写真で、写真も文字など入れて分かりやすくしている歯科医院がオススメです

いずれにしてもお金手間がかかりますが、採用にお金をかけようという気持ちがなければできることではありません。

ここをケチっている歯科医院は、給与や賞与といった待遇の面でも変な交渉をしてきたり、不誠実な対応をしてくる可能性が高いです。

スタッフの写真がない医院は、スタッフと院長先生の関係もあまりよくないと思われます。

基本的には写真掲載はスタッフの協力がないとできませんので、気持ちのよい笑顔で写っている写真を掲載している歯科医院はスタッフと院長先生との関係性もよいと思われます。

スカウトってどうなの?

ジョブメドレーは会員登録しなくても、求人情報をみて応募することができますが、会員登録をすることで、医院からスカウトメールを受け取ることができます

基本的に採用担当者の画面からは応募していない人の氏名や電話番号、住所といった個人情報を閲覧することはできませんので安心してください。

採用担当者が見ることができるのは

  • 年齢
  • 性別
  • 住所
  • 希望職種
  • 希望勤務地
  • 希望入職時期

などです。

採用担当者はこれらの情報を元に自分の医院が希望する条件に近い求職者とコンタクトを取るためにスカウトメールを送ります。

なので、スカウトが届いた → 書類選考を通過したという意味ではありません。

応募してくれる人が少ない場合には、スカウトが届いてすぐに面接に進める場合もあります。

スカウトが来たということは、歯科医院側があなたに興味を持っているくらいに捉えてもらうといいと思います。

登録してすぐはたくさんスカウトが届いて鬱陶しく感じるかもしれません。

もし届いたスカウトの中で興味のある求人があれば、面接を受ける前に医院に見学に行くことをオススメします。

スカウト経由の場合、内定率が1.7倍になるそうです。

僕は、求人している歯科医院は毎日ジョブメドレーに新規登録した人を確認して、医院の条件にマッチしそうな人に手当たり次第スカウトを送っています。

興味を持ってスカウトを送っているので、内定率が高くなるのは当たり前です。

無料で会員登録できるので登録しない手はないと思います。

↓早速無料会員登録する

ジョブメドレー

また、条件に合う歯科医院からスカウトを受けるためには、自分のプロフィールをしっかり書くことが大切です。

最低限

  • 就業状況
  • 希望勤務地(できるだけ細かく)
  • 希望勤務形態
  • 希望入職時期

は記入しましょう!

できれば、自己PR職務経歴も記載することをオススメします。

職務経歴でこれまでどんな歯科医院でどれくらい経験があるのか分かるとスカウトもしやすくなります。

ジョブメドレーのここが欠点

求職者は無料で使えますし、求人情報もとてもたくさん掲載されています。

就職が決まって60日勤務すると勤続支援金も受け取ることができ、いいことづくめのジョブメドレーですが、欠点があるとすると、自分に合う歯科医院を自分で見つけなければならないことです。

人材紹介会社だとそういった苦労はないですが、歯科医院が紹介会社に支払う紹介手数料もとても高いので、求職者が歯科医院を選ぶ選択肢が狭くなってしまいやすいです。

これまで書いたような内容に注意して選んでいけば、ハズレのブラック歯科医院を選ぶ可能性はグンと低くなると思います。

ジョブメドレーの欠点をこの記事を参考に克服して、よい職場を自分で探しましょう!

〜番外編〜履歴書はどうやって提出する?

あまり意識している歯科医院はないかもしれませんが、

僕はジョブメドレーの中で履歴書を作成してもらって面接前に提出してもらうようにしています。

理由は

  • 院長先生と面接前に事前に経歴を共有しておきたいから(面接の際の質問を事前にすり合わせる)
  • ITリテラシー(カルテのペーパーレス化が進んでいますので)
  • 問題解決能力(慣れている人もいるかもしれませんが、初めてのことに前向きに取り組めるか)

を確認したいからです。

なので、基本的には履歴書は郵送ではなく、ジョブメドレー内で作成するのがオススメです。

逆に郵送を指定する歯科医院時代においていかれている可能性高いです。

歯科衛生士 ジョブメドレーを利用した転職のまとめ

歯科医院は歯科衛生士不足にとっても悩んでいます。

ホームページやハローワークに求人票を掲載して待っているだけではなく、

少しでも自分たちの歯科医院の求める人材とマッチした人とコンタクトを取りたがっています

そんな中でただ求人を掲載するだけではなく、医院側から求職者にコンタクトを取ることができるジョブメドレーは利用している歯科医院も非常に多く選択肢もとても多いです

選択肢が多い分選ぶのが難しいこともあると思います。

今回人事労務担当者の立場から、よい職場の選び方を提案させてもらいました。

ぜひジョブメドレーを活用して、よい転職、職場選びを頑張ってみてください!

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ジョブメドレー

おしまい

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