HSPの本読んでみた 〜武田友紀著:「繊細さん」の幸せリスト〜

読書録
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この記事は

  • 自分はHSP(繊細さん)なのではないかと思っている。
  • 自分に合うHSPの本を探している
  • 読んでほっこりするような本が欲しい

そんな方に向けて書いています。

こんにちは、元管理職、現人事労務担当者のでぃがーです。

今回は、武田友紀著 「繊細さん」の幸せリスト を読んだ感想を書いていきます。

「繊細さん」の幸せリスト はこんな本です

この本の著者の武田友紀さんは、

HSPを「繊細さん」と称した第一人者です。

「繊細さん」の本 でも著者の武田友紀さんについて紹介しています。

HSPの本読んでみた〜武田友紀著:「繊細さん」の本〜
この記事は ・自分はHSP(繊細さん)なのではないかと思っている。 ・気がつきすぎて疲れる自分をどうにかしたい ・HSPに関する本で「はじめの1冊」は何がいいか迷っている そんな方に向けて書いています。 こんにちは。元管理職、現人事労務担当...

これまで読んだHSP(繊細さん)に関する本は、

「HSP生きづらさあるある」がたくさん書いてあって、元気が出る内容もあるのですが、

少し悲しい気持ちになるものも少なからずありました。

この本は、「HSP生きづらさあるある」は少なくて、

「HSP(繊細さん)はこんな風に感じられるから幸せですよね」

という書き方で統一されているので、読んでいて気持ちがほっこりするような本です。

この本の中で武田友紀さんは、HSPが幸せを増やす2つのポイントとして

  • 成果主義から一歩外に出る
  • 繊細さは、まずは自分の幸せのために活かす

を挙げており、この考え方を中心に

  1. 感じる幸せ
  2. 直感の幸せ
  3. 深く考える幸せ
  4. 表現の幸せ
  5. 良心の幸せ
  6. 共感の幸せ

の6つの幸せについて記載されています。

「繊細さん」の幸せリスト を読んで心に響いたポイント

「繊細さん」の幸せリスト を読んで心に響いたポイントは

  1. 「いい感じ」と同じくらい「嫌な感じ」も大切にすること
  2. 「欲」を大切に「いいもの」をふやす
  3. 良心の幸せをのばすには 人を助けすぎなくても大丈夫
  4. 共感する力は、まずは自分の幸せのために活かそう

の4つです。

では、順番に内容を紹介して生きkます。

「いい感じ」と同じくらい「嫌な感じ」も大切にすること

仕事や人間関係など「役に立つ場面」では感じる力を使っている人も、

「なんとなく嫌だ」「なんだか疲れたなあ…」といった

「嫌な感じ」には蓋をしてしまうことが多々あるかもしれません。

このように役に立つ「感じ」だけを使い、役に立たない「感じ」は無視してしまうと

感じる力そのものにブレーキがかかってしまうと書かれています。

役に立つ「感じ」だけを採用するという選択は、一見合理的のように感じられますが、

実は、自分への「条件つきの愛」になってしまいます。

「自分が感じたことは、自分にとって本当のことである」という感覚への信頼は、

いわゆる自己肯定感の一部です。

なので、仕事人間関係だけでなく、

自分をケアすることにも感じる力を活かしていくことが大切だそうです。

具体的には「なんだか眠い」「疲れている」と感じたら、少しだけでもいいから休ませてあげることが挙げられます。

自分自身が感じたことをしっかりと受け止めてケアするようになると、

「何を感じても大丈夫」になり、感じる力の土台がしっかりするそうです。

自分が感じたことを素直に認める。

それが自己肯定感にもつながる。

自分の感覚を信頼できる。いいことですね!

 

 

「欲」を大切に「いいもの」をふやす

幸せを感じるために、

まず幸せを感じられる自分であること、

そして自分の周りには「いいもの」が周りにあること

という2つが両方必要だそうです。

ここでいう「いいもの」とは、ときめくもの心地よいもの、一緒にいて嬉しくなるものなど、

「自分に合う」という意味での「いいもの」です。

周りに「いいもの」を増やすために大切なのが、「欲」です。

欲を禁じていると、人生が漂流します。と記載されています。それはどういう意味かというと、

自分がほしいものがわからないので、世の中の「こうするべき」や、誰かの「こうしてほしい」に流されてしまう。そういう意味での漂流だそうです。

欲がない人と話すと、煩悩がなくて羨ましいななんて思ってしまってました。

欲があることって悪いことではないんだと思うことができました。

良心の幸せをのばすには 人を助けすぎなくても大丈夫

周りを助けることで余裕がゼロになったり、「自分ばかりやっている」とイライラしてきたら、

助けすぎのサインだと思いましょう。

そんなときの合言葉は

「相手の力を信じる」「相手は相手でなんとかするから、助けすぎなくても大丈夫」です。

そうとわかると、生きるのがぐっと楽になります。

相手の力を信じることで心配してハラハラするのではなく、

「本当にまずい事態になるときだけ」「頼まれたときだけ」動けるようになることが大切。

我慢しながら「相手のために」と頑張ると見返りが必要になります。

ときには見返りだけではなく、

「私はこんなにやってきたんだから、ちょっとくらい大目にみてくれてもいいじゃない」と、

身勝手なふるまいを正当化してしまうことがあります。

本当は相手のことを信じきれてなかったんですね。

今は「頼まれるまで待つ」ことを意識しています。

共感する力は、まずは自分の幸せのために活かそう

繊細さんは本来、まわりの人とのあたたかいやりとりに喜びを感じるものだそうです。

だからこそ、「この人といたらしんどいな」と思う相手とは距離をとり、

一緒にいて元気がでる相手のんびりとくつろげる相手と一緒にいる必要があります

不安から生じる「〜してあげなきゃ」ではなく、

安心感をベースにした「〜したい」で行動するようになります。

優しさや余裕を自分が持っていないと相手に与えることはできない。

どんな人と一緒にいると満たされるのか、それを大切にしていきたいですね!

「繊細さん」の幸せリスト

この本を読んで感じたことは、

読んでいると文章の柔らかさ優しさで、ほっこりした気持ちになれるということです。

自己肯定感が保たれていて、安定した気持ちでいられるときは、

理論的に書かれた本も抵抗なく読むことができると思います。

ですが、気持ちが落ちているときは、理論的な本がきつく感じてしまうこともあります。

とくに、気持ちが落ち込んでいるときに、この本を読むと

前向きな気持ちになれるのではないかと感じました。

自分は自分のままで素晴らしい。

そんなふうに自己肯定感を高めてくれる本だと思います。

まとめ

「繊細さん」の幸せリストは

  • 自分はHSP(繊細さん)なのではないかと思っている。
  • 自分に合うHSPの本を探している
  • 読んでほっこりするような本が欲しい

と思っている方にピッタリの本です。

この本を読むことで、気持ちが落ちているときも

前向きな気持ちになり、自己肯定感が高まる本だと思います。

特にHSP(繊細さん)だと思う方で、気持ちが落ちているなと思う方は

是非手に取って読んでみてください!

↓早速読んでみる

おしまい

 

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