「仕事が辛い」
「休みたいけど休めない」
「仕事辞めたい」
ブラック企業に勤めていると、毎日こんなことを思ってメンタル病んでしまいますよね。
メンタルを病んでいるときに、いきなり退職は少し待った方がよいかもしれません。
そんなときは一旦「休職」されることをお奨めします。
ただし、休職は労働基準法で定められた会社が守るべき必要最低限の制度ではありません。
まずは会社の「就業規則」に休職について定められているか確認しましょう。
今回は「仕事を辞めたい」「このままではメンタル病んでしまいそう」というあなたが
円満に休職するための手順をお伝えします。
休職するためには診断書が必要
今お勤めの会社は辞めてしまうかもしれませんし、続けることになるかもしれません。
そう考えると円満に休職したいですね。
多くの会社で休職する際に求められるのは「診断書」です。
僕が休職する際に診断書をどのようにもらったのかをお伝えします。
※もちろん病院によって違いがあると思いますので、ご了承ください。
診断書は精神科だと書いてもらいやすい
僕は精神科で診断書を書いてもらいました。
正直「精神科なんかにお世話になることなんてない!」と思っていましたので、
精神科にかかったことなんてありません。
初診の精神科病院で診断書を書いてもらいました。
最近はメンタル不調で休職される方も多いようです。
初診の問診票を記入する際に「診断書希望」とチェックする欄がありました。
最初からこのように記載できると、先生に面と向かって「診断書書いてください」と言うハードルが低くてすむのでありがたいですね。
診察して下さった先生も
「精神科というのは診断をどんな風にでも書けてしまいます」
とおっしゃっていました。
そういう意味で、精神科では休職のための診断書は出してもらいやすいと思います。
もちろん患者さんも困っているから受診しているので、決して不正ではありません。
診断書を書いてもらうまで
精神科では診断書を書いてもらいやすいと思ったわけですが、実際にすぐに書いてもらえるわけではありません。
手順としては
- 初診の問診票記載
- 質問紙による検査(100問くらい?10分くらいはかかりました)
- 臨床心理士さんによる問診
- 先生の診察
- 診断書作成
- 会計
- 薬をもらう
という流れでした。
僕の場合は初診で、予約せずに受診しました。
8時30分に受付をして薬をもらったときには12時を過ぎていました。
臨床心理士さんも先生も女性で、とても優しく質問してくれました。嫌だなあと思うことは全くありませんでした。
診断書を書いてもらうときにも先生が「期間はどのくらいにしますか?」と聞いてくれました。
僕は休職手当は使わず、残っている有給を当てるつもりでしたので、とりあえず1ヶ月と書いてもらうようにお願いしました。
ちなみに、精神科で薬と言うと怖いと思われる方もみえるかもしれませんが、僕が処方されたのは半夏厚朴湯という漢方薬でした。
効能・効果
体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:
不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感ツムラ漢方半夏厚朴湯エキス顆粒 - 一般用漢方製剤・一般用医薬品 - 製品情報 - ヘルスケア製品情報サイト体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感。第2類医薬品
喉の違和感?というほどではなかったのですが、受診した頃は常に喉に痰が絡んでいる感じがありました。
先生はこの薬について「すぐに効く、変わることは少ないと思います。気休めくらいに思って飲んでみてください」と言われました。
薬と思って怖がるようなものではないかなと思います。
診断書を発行してもらう費用は?
診断書は保険対象外です。
僕の場合は診断書の文章料は3,300円でした。
その他診察の費用も含めると5,000円くらいでした。
この金額が高いか安いかは人それぞれだと思いますが、僕の場合は安いと思いました。
円満に休むことができると思ったら5,000円は安いかなと思います。
退職する前に、可能なら休職を検討しては?
メンタルを病んでいるときに「退職」といった人生に関わる大きな決断をしてしまうことはリスクがあります。
もしお勤めの会社に「休職」という制度があるなら、一度休職されることをお奨めします。
多くの場合、休職する際には「診断書」の提出を求められます。
最近はメンタル不調で休職される方も多いため、精神科の病院で親身に対応してもらえることが多いのではないかと思います。
僕の場合はおおよそ5,000円で診察と「診断書」を作成してもらえました。
僕と同じように悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
コメント